輸入検疫で発見されたツワブキ斑点病(新称)

輸入検疫で発見されたツワブキ斑点病(新称)

レコードナンバー791649論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014282NACSIS書誌IDAN00118030
著者名迫田,琢也
月星 隆雄
柳澤 広宣
岡部 郁子
書誌名植物防疫所調査研究報告 = Research bulletin of the Plant Protection Service Japan
別誌名植防研報
発行元横浜植物防疫所
巻号,ページ46号, p.73-78(2010-03)ISSN03870707
外部リンク
全文表示PDFファイル (855KB) 
抄録2007年4月、成田国際空港における輸入検疫でアメリカ合衆国産ツワブキ苗の葉に褐色~黒色、円形の斑点が認められ、Alternaria属菌が高率に分離された。分離菌は無傷噴霧接種でツワブキに原病徴を再現し、サイネリアおよびシロタエギクにも病原性を示した。いずれの植物からも接種菌が再分離された。本菌の分生子は単生あるいは2-3連鎖し、黄褐色~褐色、倒洋梨形~倒棍棒形で、横隔壁部がくびれる。本体部は50-132.5×17.5-37.5μm、横隔壁数3-9、縦隔壁数0-6、嘴部は最長62μm、幅5-16.3μmである。形態的特徴から本菌をA. cinerariae Hori and Enjojiと同定した。同定結果は、接種試験およびrDNA-ITSとgpd遺伝子領域の分子系統解析から支持された。本菌によるツワブキの病害は我が国未報告のため、斑点病(英名: Leaf spot)と呼称することを提案する。
索引語本菌;ツワブキ斑点病;新称;ツワブキ;輸入検疫;分生子;単生;倒洋梨形〜倒棍棒形;横隔壁部;形態的特徴
引用文献数13
登録日2011年07月15日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat