コムギ(Triticum aestivum L.)種子の遭雨による外皮部の様相変化と小麦粉色相への影響
コムギ(Triticum aestivum L.)種子の遭雨による外皮部の様相変化と小麦粉色相への影響
レコードナンバー | 791656 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014890 | NACSIS書誌ID | AN00189888 |
著者名 | 八田 浩一 関 昌子 小田 俊介 | ||
書誌名 | 日本作物學會紀事 | ||
別誌名 | Proceedings of the Crop Science Society of Japan Japanese journal of crop science 日本作物学会紀事 | ||
発行元 | 日本作物學會 | ||
巻号,ページ | 79巻・ 2号, p.137-141(2010-04) | ISSN | 00111848 |
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全文表示 | PDFファイル (554KB) | ||
抄録 | 九州地域のコムギ品種について登熟期間中の遭雨が小麦粉色相に及ぼす要因解明を試みた。3回の遭雨によって、種子容積重は1%程度低下し、SKCS種子硬度は7ポイント低下した。さらに電子顕微鏡観察により遭雨小麦粒種皮を観察したところ、遭雨処理したコムギ種子の外皮細胞層間の空隙の増大が観察された。この空隙部分の増加が外皮の脆弱化、ひいては製粉性の低下の要因と考えられた。すなわち、脆弱化した外皮部が製粉時に崩壊するため、製粉効率が低下し、さらに小麦粉に混入することにより、小麦粉の色相が悪化すると推察した。 | ||
索引語 | 遭雨;小麦粉色相;観察;Triticum aestivum;様相変化;小麦粉;外皮部;低下;種子;脆弱化 | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年03月28日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |