農産物直売所における野菜の品揃え改善の一方策

農産物直売所における野菜の品揃え改善の一方策

レコードナンバー791869論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007678NACSIS書誌IDAA11691179
著者名河田 員宏
藤原 利行
書誌名近畿中国四国農業研究 = Kinki Chugoku Shikoku agricultural research
発行元近畿中国四国農業研究協議会
巻号,ページ16号, p.109-116(2010-03)ISSN13476238
全文表示PDFファイル (725KB) 
抄録消費者の需要に応じた野菜の品揃えが課題となっている直売所において、野菜の過不足が発生しないような出荷者の誘導方法や、多くの売れ残りが発生している品目については、消費者の需要に応じた出荷量の推測手法を検討し、野菜の品揃え改善の方策を明らかにする。1.多くの直売所で導入されているPOSでは、SM等のように品目管理ができないため、詳細な販売実績を基に品揃え対策を行うことは困難である。2.SM等では、GISを用いた商圏分析が盛んに行われており、既存店舗の売上予測とその店舗実績を比較しての部門別の改善等を目的として活用されている。直売所において、一部の野菜の品目は売れ残りが発生しており、これを抑制するためにこの売上予測の手法により出荷量を検討する。3.農村地域のK直売所では、売れ残っている野菜の品目や時期は限定的であり、年間を通すと不足の時期が多く、岡山県における野菜収穫最盛期にも不足している実態が明らかとなった。4.立地条件が異なる都市地域のH直売所において、K直売所で得られた知見を検証すると、合致しない場合もみられるが、K直売所と同様に売れ残っている野菜の品目については同様に検証でき、これらの手法は他の直売所においても概ね有効であると考えられる。5.各直売所の運営者が把握している野菜の出荷量の過不足状況と、県内での野菜収穫期を重ねた「出荷状況確認表」を作成・提示することで、出荷者に対して品目・作型変更の必要性を視覚的に提案できる。また、実際に売れ残っている野菜については、需要量を満たすために必要と思われる次年の出荷量が本年の販売量、来店者の潜在需要量と、次年の年間来店者数の目標設定から推測できると考えられる。
索引語野菜;品目;直売所;出荷量;手法;次年;発生;品揃え改善;需要;K直売所
引用文献数12
登録日2011年07月22日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat