長鎖疎水基と陰イオン交換基を併せ持つ多官能型固相抽出剤の開発と野菜中のアセフェート簡易迅速分析への適用
長鎖疎水基と陰イオン交換基を併せ持つ多官能型固相抽出剤の開発と野菜中のアセフェート簡易迅速分析への適用
レコードナンバー | 791972 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 塚本 友康 清水 愛 山本 敦 小玉 修嗣 上茶谷 若 井上 嘉則 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 51巻・ 2号, p.58-64(2010-04) | ISSN | 00156426 |
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全文表示 | PDFファイル (650KB) | ||
抄録 | 夾雑成分の多い試料から親水性農薬を簡便かつ迅速に測定するために、陰イオン交換基と長鎖疎水基を併せ持つ新規逆相陰イオン交換型(RP-SAX)固相抽出剤を合成した。RP-SAX固相抽出剤は、グリシジルメタクリレート、グリセリンジメタクリレート、ステアリルメタクリレートを懸濁重合によって合成し、陰イオン交換基としてジメチルエチルアミンを導入した。合成したRP-SAXをシリンジ型カートリッジに充填し、野菜抽出液中からのアセフェートの固相抽出により、その機能を評価した。野菜抽出液中のアセフェートは定量的にRP-SAXに吸着し、50%(v/v)メタノールで調製した30mmol/Lリン酸三ナトリウム溶液3mLで溶出された。その溶出液をHPLC分析した。アセフェートの検出は紫外可視光検出器で行った。アセフェートは5mg/Lとなるように野菜抽出液に添加した。測定の結果、野菜抽出液中からのアセフェート回収率は77〜100%であった。 | ||
索引語 | アセフェート;陰イオン交換基;野菜抽出液中;長鎖疎水基;多官能型固相抽出剤;野菜中;アセフェート簡易迅速分析;合成;夾雑成分;親水性 | ||
引用文献数 | 19 | 登録日 | 2011年03月28日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |