豚ぷんコンポスト施用土壌におけるトウモロコシとサツマイモを用いた亜鉛と銅の吸収

豚ぷんコンポスト施用土壌におけるトウモロコシとサツマイモを用いた亜鉛と銅の吸収

レコードナンバー792205論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20022974NACSIS書誌IDAA12123127
論文副題アーバスキュラー菌根菌の寄与および木炭施用の影響
著者名荻山 慎一
鈴木 弘行
坂本 一憲
犬伏 和之
書誌名食と緑の科学
別誌名Hort research
発行元千葉大学園芸学部
巻号,ページ64号, p.9-18(2010-03)ISSN18808824
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抄録本試験は豚ぷんコンポストの施用がトウモロコシとサツマイモの亜鉛(Zn)と銅(Cu)の吸収に及ぼす影響およびファイトレメディエーションとの関連を調査するため屋外コンテナ栽培実験として行った。すなわち、豚ぷんコンポストと木炭を施用した土壌を用い、ZnとCuの植物吸収におけるアーバスキュラー菌根菌(AM菌)や木炭の依存性および食用作物としての利用可能性を調査目的とした。その結果、豚ぷんコンポストの施用によりZnとCuの土壌含有量および両植物の吸収量が高まることが明らかとなった。豚ぷんコンポストの施用土壌におけるZnとCuの除去はトウモロコシの方がサツマイモよりも効果的と考えられた。トウモロコシ収穫後の豚ぷんコンポスト施用土壌では非施用土壌よりもAM菌胞子数が減少していた。サツマイモ収穫後の豚ぷんコンポストおよび木炭施用土壌は共に非施用土壌よりもAM菌胞子数が減少していた。菌根形成率やAM菌胞子数の増加に係る効果は必ずしも両植物の重金属元素の吸収に合致しているわけではなかった。AM菌の活動と木炭施用の関係は様々であったが、可食部のZnとCuの含有量は両植物共に豚ぷんコンポストの施用や他の処理の影響を受けてはいなかった。本研究の結果は、農耕地土壌において可食部の収穫を目的とした農作物を用いて長期ファイトレメディエーションを実行することが有効であることを示唆している。
索引語豚ぷんコンポスト;Cu;サツマイモ;豚ぷんコンポスト施用土壌;亜鉛;銅;吸収;トウモロコシ;施用;AM菌
引用文献数27
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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