FT-IRを用いた製剤分析方法の確立(1)

FT-IRを用いた製剤分析方法の確立(1)

レコードナンバー792292論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038396NACSIS書誌IDAA12477731
著者名石原 悟
豊留 夏紀
横山 央子
池長 宙
斎藤 玲奈
野口 雅美
書誌名農薬調査研究報告 = Research report of agricultural chemicals
別誌名農林水産消費安全技術センター農薬調査研究報告
Research report of agricultural chemicals
発行元農林水産消費安全技術センター農薬検査部
巻号,ページ1号, p.24-27(2010-03)ISSN21850348
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抄録複数の処方で登録されているMEP50%乳剤(8処方56試料)およびマラソン50%乳剤(7処方61試料)について透過法で赤外スペクトルを測定し、それぞれ近赤外領域の吸光度データ(多変量データ)について主成分分析による解析を行った。その結果,各製剤とも第1主成分得点と第2主成分得点による散布図において,同一処方の製剤が近い位置に分布する傾向がみられた。このことから,MEP50%乳剤およびマラソン50%乳剤の処方判別に近赤外領域のスペクトルを主成分分析した結果が利用できる可能性が示された。また,有効成分および処方の異なる澄明液体製剤(乳剤11種)について,透過法で赤外スペクトルを測定し,中赤外領域を含むスペクトルについて主成分分析による解析を行った結果,各製剤の判別が可能であることが示唆された。主成分分析による解析で異なる判定が得られる同一処方のMEP50%乳剤についてその要因を検討したところ,HPLCによる分析結果から補助成分の一つであるキシレンの組成(工業用キシレンの成分であるo,m,p-キシレンおよびエチルベンゼンの含有率)の異なりがその主要因であることが明らかになった。これらの結果から澄明液体の乳剤の処方判別には透過法で測定した近赤外領域もしくは中赤外領域を含むスペクトルの利用が可能であると考えられた。
索引語乳剤;スペクトル;主成分分析;透過法;測定;近赤外領域;解析;処方;結果;赤外スペクトル
引用文献数3
登録日2011年07月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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