ハウスワサビの夏播き作型の開発
ハウスワサビの夏播き作型の開発
レコードナンバー | 792297 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20038346 | NACSIS書誌ID | AA12476648 |
著者名 | 廣林 祐一 古江 寿和 杉山 久枝 日高 輝雄 | ||
書誌名 | 山口県農林総合技術センター研究報告 | ||
別誌名 | Bull. Yamaguchi Tec Cent Agri Fore 山口農技セ研報 Bulletin of the Yamaguchi Agricultural and Forestry General Technology Center Experiment Station | ||
発行元 | 山口県農林総合技術センター | ||
巻号,ページ | 1号, p.31-36(2010-03) | ISSN | 21850437 |
全文表示 | PDFファイル (453KB) | ||
抄録 | 夏越しを必要としない、播種から1年以内に収穫するハウスワサビの夏播き作型の開発に取り組んだ。夏期の自然条件下では高温のため、育苗は困難であった。播種から子葉展開まで人工気象室、その後自然条件下で育苗した場合、播種から約90日後の11月中旬に定植可能な苗が育成できた。全期間人工気象室で育苗した場合、約60日で定植可能な苗が育成できた。この方法では苗の周年生産が可能である。人工気象室で育成した苗を用い、標高の異なる圃場(400m、100m)でワサビの栽培試験を実施した。低標高(100m)の地域において、播種から1年以内に加工用原料としてワサビを収穫することができた。中標高(400m)の地域では、冬期の低温により生育の停滞がみられ、十分な収量を得ることができなかった。標高の高い地域では、ビニル二重被覆で保温を行うことにより、冬期における生育の停滞を避けることができ、播種から1年以内に加工用原料としてワサビが収穫できた。 | ||
索引語 | ワサビ;播種;夏播き作型;苗;冬期;地域;ハウスワサビ;開発;標高;収穫 | ||
引用文献数 | 5 | 登録日 | 2011年07月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |