エタノールで脱渋した果実を用いたカキタンニンの迅速な調製法

エタノールで脱渋した果実を用いたカキタンニンの迅速な調製法

レコードナンバー792676論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名濵崎 貞弘
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ9巻・ 3号, p.367-372(2010-07)ISSN13472658
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抄録近年、健康機能性などでカキ果実から得るタンニンが注目を集めている。現在カキのタンニンは、“柿渋”として、専用果実から、およそ3年かけて伝統的な製法で生産されている。これに対し、ごく短時間でタンニンの抽出が可能な新しい抽出方法を開発し、その抽出条件を検討した。カキ‘刀根早生’の未熟果実と成熟果実を脱渋後粉砕して遠心分離すると、3ないし4の画分が得られた。未熟果実の第3画分と成熟果実の第2画分を凍結乾燥後、水中に分散させてから121℃で15分加熱したところ、大量のタンニンが抽出された。抽出量は、最大で果実重あたり2%程度となった。0.1N塩酸で抽出すると最も効率よく抽出されたが、水でも加熱時間を延ばすことにより、同程度の抽出が可能であった。果実の収穫からタンニンの抽出までに要する時間は、およそ8日間であった。
索引語抽出;タンニン;果実;カキ;未熟果実;成熟果実;刀根早生;水;加熱時間;時間
引用文献数19
登録日2011年06月29日
収録データベースJASI, AGROLib

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