生体蛍光標識による感染初期段階の内部寄生性植物線虫の植物組織内観察

生体蛍光標識による感染初期段階の内部寄生性植物線虫の植物組織内観察

レコードナンバー792918論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20037135NACSIS書誌IDAA12415279
著者名Goto D.B.
Fosu-Nyarko J.
佐久間 太
Sadler J.
Flottman-Reid M.
植原 健人
近藤 則夫
山口 淳二
Jones M.G.K.
書誌名Nematological research
別誌名日本線虫学会誌
発行元日本線虫学会
巻号,ページ40巻・ 1号, p.15-19(2010-07)ISSN
全文表示PDFファイル (991KB) 
抄録内部寄生性植物線虫の感染初期の研究は重要であるが、寄主植物根内の線虫を生きたまま観察できないことが障害となっていた。そこで、二酢酸フルオレセイン(FDA)の0.001%溶液を用い、生きたネコブセンチュウとネグサレセンチュウを蛍光標識して、非破壊的な蛍光観察を行った。その結果、FDAで処理したネコブセンチュウは生物活性を保っており、寄主のトマト根内で感染場所が検出できることが示された。実験系として用いたシロイヌナズナでは、寄主植物根の中に侵入した線虫を落射蛍光顕微鏡下で直接観察することができ、FDA由来の蛍光が処理後少なくとも4日間検出された。FDAで処理したネグサレセンチュウも容易に寄主植物に感染したが、ネグサレセンチユウは検出可能な自己蛍光を示したため、非破壊的な検出のためのFDA処理は必要ないことが分かった。この報告は、線虫感染の初期段階において、高度な時空間分析に基づく非破壊的解析が可能であることを実証した。
索引語線虫;ネコブセンチュウ;ネグサレセンチュウ;FDA;感染初期段階;内部寄生性植物線虫;処理;検出;感染初期;寄主植物根内
引用文献数20
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat