市区町村の地球温暖化対策の実施パターンと類型化に関する研究

市区町村の地球温暖化対策の実施パターンと類型化に関する研究

レコードナンバー792928論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011887NACSIS書誌IDAN10165252
論文副題2008年の全国市区町村の対策実施状況に基づく分析
著者名中口 毅博
書誌名環境科学会誌 = Environmental science
別誌名環境科学会誌
発行元環境科学会
巻号,ページ23巻・ 4号, p.297-306(2010-07)ISSN09150048
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抄録本研究では、市区町村における地球温暖化防止対策の実施パターンを定量的に分析し、それに基づき市区町村を類型化することにより、近年の市区町村の温暖化対策実施状況の特徴について分析した結果、以下のことが明らかになった。(1)2008年度に市区町村に実施したアンケート調査を集計した結果、回収された1,111の市区町村の温暖化対策の実施率は平均でわずか8.6%であり、市区町村の地球温暖化防止対策はあまり進んでいない。(2)分野別には公共施設における省エネや市民・事業者への普及啓発は比較的進んでいるが、低炭素型都市基盤整備の分野は対策が進んでいない。(3)人口規模が大きい市区町村は実施率が高く、小さい市区町村は低い。(4)温暖化関連の計画を策定している市区町村は、策定していない市区町村に比べ実施率が高かった。(5)対策実施パターンの類似性に着目し、数量化III類分析を行った結果、「自然系-人工系」「社会システム系-設備系」「新技術系-在来技術系」の3つの軸が抽出された。(6)数量化III類の第1軸・第2軸のサンプルスコアにより、分析対象の855の市在町村を5つに類型化した結果、自然-社会システム型が272市区町村、人工-社会システム型が67、人工-設備型が274、自然-設備型が104、中間型が138となった。(7)人口規模と類型との関係をみると、人口規模が小さい市区町村は自然-社会システム型に属するものが多く、人口規模が大きい市区町村は人工-設備型の割合が多いことが分かった。
索引語市区町村;自然;人工;結果;人口規模;類型化;分析;実施率;社会システム型;設備型
引用文献数9
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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