インスリン分泌培養細抱Beta-TC-6を用いた海藻由来のインスリン分泌促進活性のスクリーニング

インスリン分泌培養細抱Beta-TC-6を用いた海藻由来のインスリン分泌促進活性のスクリーニング

レコードナンバー792959論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011531NACSIS書誌IDAA11863117
著者名亀井 勇統
書誌名Coastal bioenvironment
発行元佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
巻号,ページ15巻・ p.31-36(2010-06)ISSN13487175
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抄録膵臓のβ細胞を刺激、活性化することによって、インスリン注射を軽減し、簡便で経口的に摂取してインスリンの分泌を亢進させる天然由来の糖尿病治療薬の開発を目的として、マウスβ細胞由来のインスリン分泌細胞、Beta-TC-6を用いて、日本沿岸から採取した海藻類83種を対象にインスリン分泌促進活性のスクリーニングを行った。その結果、供試海藻抽出液の脂溶性画分よりも水溶性画分の方に強いインスリン分泌促進活性が検出された。スクリーニングにおいてインスリン分泌促進活性の見られた海藻類の中でも、紅藻類に特に顕著な活性が観察され、海藻抽出液無添加の対照に比較して、褐藻類のへラヤハズに、陽性活性海藻類中で最も高い2.0倍、紅藻類のオキツノリ、ヒメモサズキおよびオゴノリに1.7倍、紅藻類コメノリに1.6倍、さらには紅藻類のツノマタと褐藻類の種名の不明なSargassum sp.に1.5倍ものインスリン分泌促進活性が検出された。また、糖尿病患者の食事に勧められている食用海藻類、特に褐藻類ワカメに1.5倍の促進活性が見られた。ワカメの場合、他の活性を示した海藻類と異なり、水溶性画分と脂溶性画分の双方に活性が観察された。さらに、スクリーニングされた陽性活性海藻類のツノマタ、ヘラヤハズ、Sargassum sp.およびオキツノリは濃度依存的にインスリン分泌促進活性を示した。
索引語活性;インスリン分泌促進活性;Sargassum;インスリン;分泌;紅藻類;スクリーニング;海藻類;褐藻類;脂溶性画分
引用文献数17
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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