定温施設を利用したマンゴー(アーウィン)の鮮度保持
定温施設を利用したマンゴー(アーウィン)の鮮度保持
レコードナンバー | 793000 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20035510 | NACSIS書誌ID | AA12354979 |
著者名 | 照屋 亮 広瀬 直人 吉武 均 | ||
書誌名 | 沖縄県農業研究センター研究報告 = Bulletin of the Okinawa Prefectural Agricultural Research Center | ||
別誌名 | Bull. Okinawa Agric. Res. Cent. 沖縄県農研セ研報 | ||
発行元 | 沖縄県農業研究センター | ||
巻号,ページ | 1号, p.23-27(2008-03) | ISSN | 18829481 |
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全文表示 | PDFファイル (816KB) | ||
抄録 | 夏場の高温対策として、沖縄県中央卸売市場に設置された定温施設が、マンゴー果実(以下、マンゴー)の鮮度に与える影響を検討するため、航空輸送による輸送試験を試みた。マンゴーは収穫後、常温(約30℃)下におかれることが多いが、適温(26℃)におくことにより果皮色の変化と炭疽病の進行は、若干抑制された。30℃を超える高温は果実の急速な劣化をもたらし、25℃以下の低温は出荷後の結露を生ずることから、収穫後のマンゴーは、果実品温が26〜28℃程度になるような取り扱いが必要と思われた。輸送中の箱内温度は、収穫後と空港内のマーシャリングヤードにおいて平均30℃以上で推移し、鮮度保持上の問題となることが示された。定温施設の効果を最大限に発揮させるには、収穫後の温度管理を行い、さらに定温施設搬出後の温湿度管理を改善することで、より適切な熟度コントロールや、病害の低減が実現できると考えられた。 | ||
索引語 | 収穫後;マンゴー;定温施設;アーウィン;果皮色;果実;低温;果実品温;利用;鮮度保持 | ||
引用文献数 | 12 | 登録日 | 2011年05月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |