各種植物根から分離したTrichoderma属菌の土壌病害に対する効果
各種植物根から分離したTrichoderma属菌の土壌病害に対する効果
レコードナンバー | 793013 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20035510 | NACSIS書誌ID | AA12354979 |
著者名 | 大城 篤 照屋 寛由 河野 伸二 澤岻 哲也 亀川 藍 仲里 富雄 仲村 伸次 | ||
書誌名 | 沖縄県農業研究センター研究報告 = Bulletin of the Okinawa Prefectural Agricultural Research Center | ||
別誌名 | Bull. Okinawa Agric. Res. Cent. 沖縄県農研セ研報 | ||
発行元 | 沖縄県農業研究センター | ||
巻号,ページ | 3号, p.17-20(2009-04) | ISSN | 18829481 |
外部リンク | |||
全文表示 | PDFファイル (1370KB) | ||
抄録 | 植物土壌病害の生物防除エージェントとして有望なTrichoderma属菌を探索するために、各種植物根から分離されたTrichoderma属菌8菌株を用いて、土壌糸状菌病害である炭腐病菌(Macrophomina phaseolina)に対する寄生・溶菌性についてin vitroで評価した。その結果、タンカンの根より分離されたCT-2株が最も強い寄生・溶菌作用を示した。ツルナシインゲンの炭腐病に対する各菌株の防除効果についてポット試験で検討した。各菌株の胞子懸濁液を処理した種子を汚染土壌に播種した結果、CT-2株のみが防除効果(防除価:54.1)を示した。CT-2株の他の土壌病害に対する防除効果を検討するために、放線菌(Streptomyces spp.)よって引き起こされるジャガイモそうか病を対象病害として圃場試験を行った結果、CT-2株のバガス培地培養物の作条処理(30kg/10a)により、ジャガイモそうか病に対する高い防除効果(防除価:62.1)を示した。 | ||
索引語 | CT;防除効果;分離;ジャガイモそうか病;Trichoderma属菌;各種植物;土壌病害;寄生;各菌株;検討 | ||
引用文献数 | 7 | 登録日 | 2011年05月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |