サトウキビ品種「NiH25」の育成

サトウキビ品種「NiH25」の育成

レコードナンバー793029論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20035510NACSIS書誌IDAA12354979
著者名謝花 治
宮城 克浩
崎山 澄寿
内藤 孝
伊禮 信
太郎良 和彦
上原 数見
平良 正彦
大田 守也
伊志嶺 正人
神谷 寿幸
仲宗根 盛雄
宮平 永憲
金城 鉄男
前田 剛希
大城 良計
出花 幸之介
島袋 正樹
正田 守幸
儀間 靖
書誌名沖縄県農業研究センター研究報告 = Bulletin of the Okinawa Prefectural Agricultural Research Center
別誌名Bull. Okinawa Agric. Res. Cent.
沖縄県農研セ研報
発行元沖縄県農業研究センター
巻号,ページ4号, p.58-63(2010-06)ISSN18829481
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抄録「NiH25」(旧系統名「RH86-410」)は、沖縄県農業研究センターにおいて育成された、初期伸長に優れ、干ばつ条件下の株出し栽培でも既存品種に比べて収量の多いサトウキビ品種である。初期からの伸長性に優れる多収品種を育成することを目標に、茎伸長に優れるハワイ育成系統「H73-6110」を種子親、早期高糖の九州沖縄農業研究センター育成品種「NiF4」を花粉親とし、ハワイ州さとうきび研究所に委託して交配を行った。得られた種子から実生を養成し、実生選抜、4回の栄養系選抜、系統適応性検定試験、特性検定試験、奨励品種決定調査を経て育成した。2007年にさとうきび農林25号として命名登録され、2008年には宮古地域を普及見込み地帯とする沖縄県の奨励品種として採用された。発芽は「NiF8」と同程度かやや劣るが、初期伸長に優れ、原料茎長は安定して「NiF8」よりも長い。原料茎数は「NiF8」と同程度かやや少ないが、原料茎径は「NiF8」よりも大きく、1茎重は安定して「NiF8」よりも重い。甘蔗糖度および可製糖率は、「NiF8」と同程度で、登熟性は「NiF8」と同程度である。原料茎重および可製糖量は、春植え、株出し、夏植えともに「NiF8」と同程度かやや多い。宮古地域に適応性が高く、特に干ばつ条件下の株出し栽培において収量性が優れる。同地域において、かん水が困難で干ばつの影響により収量が不安定な圃場等を中心に普及が進みつつある。春植え株出し体系での活用に期待が持たれている。
索引語NiF8;育成;サトウキビ品種;収量;安定;初期伸長;干ばつ条件下;株出し栽培;宮古地域;初期
引用文献数9
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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