熱分解ガスクロマトグラフィーによる植物の細胞壁構成成分を指標とした種判別法の検証

熱分解ガスクロマトグラフィーによる植物の細胞壁構成成分を指標とした種判別法の検証

レコードナンバー793048論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014871NACSIS書誌IDAN00194108
著者名甲斐 彩友美
田中 秀典
内山 岳人
谷村 真一
青山 智夫
川村 修
明石 良
書誌名日本草地学会誌
別誌名日本草地学会誌
Japanese journal of grassland science
Glassland science
Journal of Japanese Society of Grassland Sciences
Journal of Japanese Society of Grassland Science
発行元日本草地学会
巻号,ページ56巻・ 2号, p.149-155(2010-07)ISSN04475933
全文表示PDFファイル (485KB) 
抄録植物の分類・判別技術は、分類学分野だけではなく犯罪捜査においても重要である。しかしながら、サンプルが微量または乾燥している場合は、形態学的およびDNAによる調査は困難であるため、生物学的または化学的成分による分類・判別技術が求められる。本研究は、細胞壁構成成分の一つであるリグニンを検出する熱分解ガスクロマトグラフィーを用いた、植物の分類・判別法を検討したものである。26種のイネ科植物1mgを分析したところ、サンプル量や組織の違いに関係なく、種特異的なパイログラムを検出できた。また、パイログラムにおける主要な30ピークを抽出することでクラスター解析が可能であり、5グループに分類できた。クラスターIは、Cynodon dactylon(L.)Pers.、Pennisetum purpureum Schumach、Brachiaria decumbens Stapf.の3種で構成されていた。クラスターIIは2種のZoysia属およびOryza sativa L.を含む15種で、クラスターIIIは3種のPaspalum属を含む6種で構成されていた。クラスターIVはCenchrus ciliaris L.であり、クラスターVはAgrostis stlonifela L.のみであった。BLAST検索の一部を改変して種判別用ソフトを作成し、その検証を供試した26種のパイログラムデータと採集地の異なる6種を用いて行ったところ、6種のうち4種が検索結果の植物種中に含まれ、類似植物として判別することができた。
索引語分類;植物;熱分解ガスクロマトグラフィー;細胞壁構成成分;検証;パイログラム;構成;判別技術;検出;リグニン
引用文献数11
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat