ナイアシン栄養におけるトリプトファン経路の重要性

ナイアシン栄養におけるトリプトファン経路の重要性

レコードナンバー793107論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014795NACSIS書誌IDAN00311992
著者名福渡 努
書誌名日本栄養・食糧学会誌
別誌名日本栄養・食糧学会誌
発行元日本栄養・食糧学会
巻号,ページ63巻・ 4号, p.135-141(2010-08)ISSN02873516
全文表示PDFファイル (433KB) 
抄録トリプトファンからニコチンアミドが生合成されるという点において、ナイアシンは他のビタミンとは異なる特徴を持つ。本研究では、トリプトファン-ニコチンアミド転換経路は、ナイアシンの栄養状態の維持にどのような生理的意義を持つのか明らかにすることを目的とした。ヒトを対象とした調査より、67mgのトリプトファン摂取から1mgのニコチンアミドが生合成されること、妊娠中期から末期にかけてトリプトファン-ニコチンアミド転換率が増加することを明らかにした。動物実験により、ナイアシンを摂取しなくてもナイアシンの栄養状態の維持に必要なニコチンアミドをトリプトファンから供給できること、トリプトファンからのニコチンアミド生合成に主要な役割を果たす臓器は肝臓であることを明らかにした。さらに、プラスチック可塑剤フタル酸エステルがトリプトファン-ニコチンアミド転換経路の鍵酵素であるアミノムコン酸セミアルデヒド脱炭酸酵素を阻害し、トリプトファンからのニコチンアミド合成を著しく増大させることを明らかにした。
索引語トリプトファン;ナイアシン;ニコチンアミド;生合成;ニコチンアミド転換経路;栄養状態;維持;妊娠中期;摂取;ナイアシン栄養
引用文献数32
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat