日本における鶏卵・鶏肉の生産性に関する統計的解析

日本における鶏卵・鶏肉の生産性に関する統計的解析

レコードナンバー793164論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011607NACSIS書誌IDAN0007252X
著者名井土 俊郎
書誌名鶏病研究会報
別誌名Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
鶏病研究会報
巻号,ページ46巻・ 2号, p.67-74(2010-08)ISSN0285709X
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抄録1972(昭和47)年から2008(平成20)年までの37年間、我が国における鶏卵および鶏肉の生産性の推移について卵肉の生産量と飼料摂取量との関係で述べた。採卵鶏では1羽当たりの年間産卵量は14.79kgから17.92kgへと約21%増加し、飼料要求率は3.18から2.16へと約32%改善した。ブロイラーでは一羽当たりの出荷時生体重量が1.79kgから2.84kgへと約59%増加し、飼料要求率は、2.98から2.18へと27%以上改善された。一方でこれらの数値と能力検定値あるいは鶏が持つであろう生産能力期待値との間にはまだかなりの隔たりがあることを示した。この格差は飼養管理法の改善によって生産性を上げる余地のあることを示している。一方、最近では農作物の改良育種による生産性向上のスピードが鈍っており、今後品種改良による大幅な増収は不可能であろうと言われている。鶏卵肉の生産性に関しても同様で、飼料要求率は1972〜1988年の17年間に採卵鶏では23.9%、ブロイラーでは22.5%改善されたのに対して、1989〜2008年の20年間に採卵鶏では10.8%、ブロイラーでは6.6%改善されたに過ぎない。過去約半世紀を経て達成した鶏の能力向上もそろそろ限界に近づいてきた感がある。
索引語改善;生産性;年;鶏;採卵鶏;飼料要求率;ブロイラー;鶏卵;鶏肉;増加
引用文献数18
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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