体細胞クローン胚におけるDNAのメチル化制御機構の解明とその評価

体細胞クローン胚におけるDNAのメチル化制御機構の解明とその評価

レコードナンバー793188論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008251NACSIS書誌IDAA11749268
著者名高橋 昌志
阪谷 美樹
山中 賢一
書誌名畜産草地研究所研究資料 = Memoirs of National Institute of Livestock and Grassland Science
別誌名Mem. NARO Inst. Livest. Grassl. Sci
畜草研研資
Memoirs of NARO Institute of Livestock and Grassland Science
Mem. Natl. Inst. Livest. Grassl. Sci.
畜産研資
発行元農業技術研究機構畜産草地研究所
巻号,ページ10号, p.33-38(2010-07)ISSN13476572
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抄録体細胞クローン牛の報告が成されて以降、10年を超え、その作成手法や胚発生効率向上の研究が全世界で実施されてきている。我が国においても国公立研究機関、民間や大学で精力的に遂行されている。特に、我が国のクローン研究は他の国とは異なり、乳肉生産を最終目的として、その実施が成されており、これまでに600頭近い産子個体の作出数が報告されている。しかしながら、その作出効率は依然として低く、「安心安全」を求める消費者への理解は未だ遠いという状況にある。体細胞クローン個体作出効率向上は、実験動物も含めてその基礎的研究が進んでおり、新たな局面からのアプローチが待たれるところである。近年、体細胞クローン研究において、分化した体細胞をドナーとすることで、通常受精を経た初期胚に見られるようなゲノムの初期化が十分に起こらないために、正常な遺伝子調節が成されていないことがその原因の一つとしてとらえられている。この不全現象を「後性的遺伝子修飾機構: エピジェネティクス」の観点からDNAの修飾・発現機構不全を解明、評価、および制御することで、より受精胚に近い発生・分化条件を整える研究が期待される。本稿では、クローン胚のエピジェネティクス機構をDNAのメチル化の観点から検出し、その状況を評価することと共に、メチル化制御に関与する因子を制御する手法としてのRNA干渉を用いた新たな調節技術研究の知見についての紹介を行う。
索引語DNA;評価;解明;研究;制御;報告;実施;我が国;状況;観点
引用文献数18
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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