アンジオテンシン変換酵素阻害薬とスピロノラクトンを併用した僧帽弁閉鎖不全犬の血漿カリウム濃度の推移
アンジオテンシン変換酵素阻害薬とスピロノラクトンを併用した僧帽弁閉鎖不全犬の血漿カリウム濃度の推移
レコードナンバー | 793199 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 佐々木 慎哉 保田 恭志 柴田 真治 高島 諭 西飯 直仁 高須 正規 大場 恵典 北川 均 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 63巻・ 8号, p.625-629(2010-08) | ISSN | 04466454 |
外部リンク | |||
全文表示 | PDFファイル (338KB) | ||
抄録 | 自然発症した僧帽弁閉鎖不全の犬54例において、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)とスピロノラクトンの長期併用時における血漿カリウム濃度を検討した。3〜95カ月の試験期間中に、スピロノラクトン非併用群とスピロノラクトン併用群ともに臨床症状が徐々に進行し、心臓陰影サイズは49週以降にわずかに拡大する傾向にあった。投与期間中に、スピロノラクトン非併用群、併用群とも明瞭な持続性の高カリウム血症は認められなかった。僧帽弁閉鎖不全の犬では、血漿電解質等のモニターは必要であるが、ACEIとスピロノラクトンの併用を考慮してもよいと考えられた。 | ||
索引語 | スピロノラクトン;併用;アンジオテンシン変換酵素阻害薬;血漿カリウム濃度;僧帽弁閉鎖不全;スピロノラクトン非併用群;併用群;僧帽弁閉鎖不全犬;推移;犬 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2011年07月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |