サガラメ群落の修復を目的としたアメフラシ摂食特性の把握

サガラメ群落の修復を目的としたアメフラシ摂食特性の把握

レコードナンバー793241論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
著者名蒲原 聡
原田 靖子
服部 克也
鈴木 輝明
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ47巻・ 1号, p.69-74(2010-07)ISSN09167617
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抄録アメフラシは、春季に核藻場(種苗供給場)から周辺に拡大するサガラメ幼体を摂食する。サガラメ群落再生のため、アメフラシの海藻4種類に対する摂食選択性および摂食量を調べた。アナアオサ、ワカメ、サガラメの順に示したアメフラシの摂食選択性が、水温の上昇とともにアナアオサ、サガラメ、ワカメの順に変化した。100gのアメフラシの各海藻単独の摂食量は、15℃ではアナアオサが10.3g/inv./d、ワカメが2.7g/inv./d、サガラメが0.7g/inv./d、マクサが0.1g/inv./d、18℃ではアナアオサが3.7g/inv./d、ワカメが1.5g/inv./d、サガラメが0.8g/inv./d、マクサが0.2g/inv./dであった。アナアオサおよびワカメは水温の上昇とともに摂食量が減少したが、サガラメおよびマクサの摂食量は増加した。三河湾や伊勢湾の豊浜地先でのアナアオサの減少からみると、アナアオサはアメフラシのサガラメ幼体に対するバリア機能を有していたことになる。サガラメ幼体が出現する時期に、アメフラシの摂食圧からサガラメ幼体を保護するためには、水温の変化に着目してアメフラシを駆除することも一時的に必要だと考えられた。
索引語アメフラシ;サガラメ;アナアオサ;マクサ;ワカメ;サガラメ幼体;摂食量;水温;摂食選択性;上昇
引用文献数10
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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