岐阜市とその近郊における竹林の面積の推移

岐阜市とその近郊における竹林の面積の推移

レコードナンバー793280論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014358NACSIS書誌IDAN00239465
著者名河合 洋人
粟屋 善雄
横内 茂
西條 好迪
秋山 侃
坂 齋
書誌名名城大学農学部学術報告
別誌名Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Meijo University
発行元名城大学農学部
巻号,ページ46号, p.45-49(2010-03)ISSN09103376
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抄録東海地方における竹林拡大の実態を明らかにするための事例研究として、岐阜市とその近郊を対象にして、立地環境に基づく竹林の類型化と竹林の面積の推移について調査を行なった。その結果、調査対象域の竹林は、里山タイプ、河川敷タイプ、市街地タイプの3つに類型化できることが明らかとなった。竹林タイプ別の面積と拡大面積を比較すると、いずれも里山タイプの竹林が最も広く、拡大率も里山タイプの竹林が最も大きかった。従って、里山タイプの竹林を重点的に管理することが、竹林の拡大を抑制するうえで重要であると考えられる。一方、3つの竹林タイプを合わせた面積は、1990年から2004年までの14年間で、1.2倍に増加したことが明らかとなった。この結果は岐阜県をはじめ、中部・東海地方においても竹林の拡大が進行している可能性を示している。また、面積は増加したものの林分数は減少しており、1つの竹林の面積が増加した結果であると考えられる。従って竹林の拡大は、竹林の周囲への拡大であり、広い範囲へ拡大するためには、人間の助力が必要であると思われる。この点から、可能性は低いが新しく竹類を植栽しないこと、竹林の管理、特に竹林の林縁部での管理を行なうことが、竹林拡大を抑制するうえで重要だと考えられる。
索引語竹林;拡大;面積;里山タイプ;管理;増加;岐阜市;近郊;推移;東海地方
引用文献数22
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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