イオントラップ型GC/MSを用いた畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬一斉分析法の検討
イオントラップ型GC/MSを用いた畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬一斉分析法の検討
レコードナンバー | 793339 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 眞壁 祐樹 宮本 文夫 橋本 博之 中西 希代子 長谷川 康行 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 51巻・ 4号, p.182-195(2010-08) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (811KB) | ||
抄録 | 畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬について一斉分析法を検討した。均一化した試料に酢酸エチル-シクロヘキサン(1:1)および硫酸ナトリウムを加えて抽出、濃縮後、アセトニトリル/ヘキサン分配およびC18ミニカラムで脱脂し、グラファイトカーボン/PSAミニカラムで精製した。分析にはイオントラップ型GC/MSを使用し、スキャン法で測定した。スキャン法での測定が困難な農薬についてはMS/MS法でスキャン法と同時に測定した。試料4種(冷凍餃子、ウナギ蒲焼、コンビーフ、レトルトカレー)について292成分の添加回収試験(0.1μg/g添加)を行った結果、210(レトルトカレー)〜262(冷凍餃子)成分が回収率70〜120%の範囲であった。本法は畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬検査に有用な分析法であると考えられる。 | ||
索引語 | イオントラップ型GC;畜水産物;主原料;スキャン法;測定;検討;冷凍餃子;レトルトカレー;アセトニトリル;農薬 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2011年05月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |