ハトムギを用いた紅麹の発酵条件と発酵により得られる有用成分に関する研究
ハトムギを用いた紅麹の発酵条件と発酵により得られる有用成分に関する研究
レコードナンバー | 793360 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00016464 | NACSIS書誌ID | AA11178236 |
著者名 | 岡田 幸子 多田 幹朗 河野 勇人 三宅 剛史 | ||
書誌名 | 日本食品保蔵科学会誌 | ||
別誌名 | 日本食品保蔵科学会誌 | ||
発行元 | 日本食品保蔵科学会 | ||
巻号,ページ | 36巻・ 4号, p.173-176(2010-07) | ISSN | 13441213 |
全文表示 | PDFファイル (701KB) | ||
抄録 | 本報告では、ハトムギの、紅麹菌による固体培養法を用いた製造方法およびその生産物「ハトムギ紅麹」の機能性成分について検討した。ハトムギを紅麹菌で固体培養させることにより、遊離アミノ酸や、GABAの成分、および抗酸化活性が増大した。(1)ハトムギは、7時間以上吸水処理が必要であり、ハトムギの紅麹菌による固体培養は、種用紅麹を10%以上用いる必要があった。(2)固体培養におけるハトムギ紅麹の菌体量、色度は、培養10日目まで増加した。(3)固体培養におけるハトムギ紅麹のGABA含量は、培養日数の経過とともに顕著に増大した。(4)固体培養におけるハトムギ紅麹の遊離アミノ酸は、培養日数の経過とともに顕著に増大した。(5)固体培養におけるハトムギ紅麹の抗酸化活性(TAS活性)は、培養日数の経過とともに顕著に増大した。 | ||
索引語 | ハトムギ;固体培養;ハトムギ紅麹;増大;紅麹菌;培養日数;経過;発酵;遊離アミノ酸;抗酸化活性 | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2011年07月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |