管理されたC3寒地芝群落における呼吸CO2フラックスとその分離

管理されたC3寒地芝群落における呼吸CO2フラックスとその分離

レコードナンバー793424論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015066NACSIS書誌IDAN00200732
著者名小杉 緑子
伊藤 雅之
松原 隆志
高梨 聡
尾坂 兼一
溝田 陽子
檀浦 正子
嶋村 鉄也
牧田 直樹
書誌名農業氣象
別誌名J. Agric. Meteorol
Journal of agricultural meteorology
農業気象
Journal of the agricultural meteorology
発行元養賢堂
巻号,ページ66巻・ 3号, p.151-161(2010-09)ISSN00218588
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抄録C3寒地芝(ケンタッキーブルーグラス、Poa pratensis)群落の各部呼吸の大きさ・割合および温度依存を調べ炭素収支の特徴を知るために、葉群呼吸、非同化部呼吸、および土壌有機物分解呼吸(従属栄養呼吸)によるCO2フラックスを閉鎖循環式チャンバー法によって測定した。アレニウス式を用いた温度依存解析から各部の活性化エネルギーを求めたところ、非同化部呼吸について40,200J/mol、葉群呼吸について41,600J/mol、従属栄養呼吸については69、800J/molの値を得た。25℃で正規化した総生態系呼吸量は2006年6月で9.0μmol/m2/s、2007年8月で8.2μmol/m2/sであった。25℃で正規化した葉群、非同化部、および従属栄養呼吸はそれぞれ2006年6月には1.7(19%)、4.8(53%)、2.5(28%)μmol/m2/s、2007年8月には1.8(22%)、4.1(50%)、2.3(28%)μmol/m2/sとなった。非同化部呼吸の割合が大きいことは、非同化部のバイオマス量の割合が多いことと一致した。非同化部呼吸および従属栄養呼吸の合計である土壌呼吸は生態系呼吸全体の78〜81%を占め、このうち独立栄養呼吸分である非同化部呼吸は土壌呼吸の63〜66%を占めた。対象としたC3芝群落の生態系呼吸および土壌呼吸の大きさは、文献中にみられる様々な生態系の中でも非常に大きなものであった。
索引語非同化部呼吸;従属栄養呼吸;割合;土壌呼吸;呼吸CO2フラックス;非同化部;大きさ;葉群呼吸;正規化;Poa pratensis
引用文献数30
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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