台木の違いがレモンの樹体生育、収量および果実形質に及ぼす影響
台木の違いがレモンの樹体生育、収量および果実形質に及ぼす影響
レコードナンバー | 793609 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20033593 | NACSIS書誌ID | AA12291427 |
著者名 | 赤阪 信二 池田 裕朗 塩田 俊 | ||
書誌名 | 広島県立総合技術研究所農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute Agricultural Technology Research Center | ||
別誌名 | 広島総研農技セ研報 広島県立総合技術研究所農業技術センター研究報告 | ||
発行元 | 広島県立総合技術研究所農業技術センター | ||
巻号,ページ | 87号, p.45-51(2010-08) | ISSN | 1882420X |
全文表示 | PDFファイル (500KB) | ||
抄録 | 台木の違いがレモン1年生苗木および成木の樹体生育、収穫時期、収量および果実形質に及ぼす影響を明らかにするため、台木として‘トロイヤー’シトレンジ、‘カラタチ’および‘ヒリュウ’を用い、穂品種として石田系‘リスボン’または道谷系‘ビラフランカ’を用いて調査した。1.樹体生育は、1年生苗木ではトロイヤーシトレンジ台とヒリュウ台がカラタチ台より優れた。しかし成木では、トロイヤーシトレンジ台の樹冠容積がカラタチ台より大きく、ヒリュウ台ではカラタチ台より小さかった。2.トゲが発生した節の比率は、1年生苗木および成木においてもトロイヤーシトレンジ台が最も高く、次いでカラタチ台で、ヒリュウ台が最も低かった。3.果実肥大は、トロイヤーシトレンジ台がカラタチ台およびヒリュウ台より優れた。4.1樹当りの収量は、ヒリュウ台がカラタチ台およびトロイヤーシトレンジ台より少なかった。しかし、樹冠容積当りの収量は、カラタチ台とヒリュウ台が同等で、トロイヤーシトレンジ台が少なかった。5.果実形質は、トロイヤーシトレンジ台で果皮の着色が遅く、糖度と酸度が低かった。また、ヒリュウ台とカラタチ台の果実形質はほとんど差がなかった。 | ||
索引語 | カラタチ台;ヒリュウ台;収量;果実形質;台木;樹体生育;成木;違い;影響;カラタチ | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2011年05月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |