非滲出型猫伝染性腹膜炎にみられた大脳硬膜静脈洞における静脈洞血栓症の1例

非滲出型猫伝染性腹膜炎にみられた大脳硬膜静脈洞における静脈洞血栓症の1例

レコードナンバー800031論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名櫻井 優
森田 剛仁
墨崎 雄一郎
朴 天鎬
島田 章則
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ63巻・ 9号, p.715-718(2010-09)ISSN04466454
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抄録重度の神経症状を呈し死亡した7カ月齢の猫を病理学的に検索した結果、非滲出型猫伝染性腹膜炎(Feline Infectious Peritonitis:FIP)と診断された。肉眼的に、大脳における重度のうっ血ならびに水腫、および腎皮質における多数の乳白色結節の形成が認められた。組織学的にも、大脳全域におけるび漫性うっ血がみられ、大脳の硬膜静脈洞に線維素血栓が形成されていた。また、腎皮質、および脳室周囲ならびに脈絡叢に化膿性肉芽腫性病巣が存在していた。免疫組織学的に、マクロファージ細胞質内にFIPウイルス陽性像が認められた。以上より、FIPウイルス感染による脳室および脈絡叢に主座する炎症が、硬膜静脈洞における線維素血栓形成、さらに循環障害を起こしたものと考えられた。
索引語非滲出型猫伝染性腹膜炎;大脳;形成;腎皮質;硬膜静脈洞;脈絡叢;FIP;大脳硬膜静脈洞;静脈洞血栓症;猫
引用文献数10
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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