第2極体放出阻止のための高温および低温刺激を受けたニゴロブナ卵における人為雌性発生の細胞学的機構

第2極体放出阻止のための高温および低温刺激を受けたニゴロブナ卵における人為雌性発生の細胞学的機構

レコードナンバー800054論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名小林 徹
根本 守仁
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ58巻・ 3号, p.337-343(2010-09)ISSN03714217
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抄録ニゴロブナにおける雌性発生卵の第二極体放出阻止のための低温刺激処理(CST)および高温刺激処理(HST)後の染色体の行動を観察した。受精7日後の正常仔魚生存率はCSTおよびHSTをそれぞれ媒精後7分および9分に開始した場合に最大値を示した。雌性発生は1腹卵を使って紫外線照射精子(3,000erg/mm2)で誘導した。CSTの後、第二減数分裂の紡錘体が消失し、カリオメアと半数性核、あるいは二倍性核が、雌性前核と極体の代わりに観察された。これらの構造体は処理後15分(媒精後62分)に精子星状体の中心へ移動して接合核を形成し、媒精後72分に第1卵割が起こった。一方HST後では、卵割は処理後12分に起こった。核の変化はCST後よりもHST後の方が早かったが、両処理後の核の行動は類似していた。カリオメアおよび前核の行動の違いは処理の違いではなく、卵の熟度と感受性の違いによっていると考えられた。
索引語CST;HST;核;カリオメア;行動;違い;第2極体放出阻止;観察;ニゴロブナ;極体
引用文献数16
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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