閉鎖循環式種苗生産におけるトラフグの成長,生残および飼育水の浄化に及ぼす低塩分の影響

閉鎖循環式種苗生産におけるトラフグの成長,生残および飼育水の浄化に及ぼす低塩分の影響

レコードナンバー800059論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名今井 正
荒井 大介
森田 哲男
小金 隆之
山本 義久
千田 直美
遠藤 雅人
竹内 俊郎
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ58巻・ 3号, p.373-380(2010-09)ISSN03714217
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抄録閉鎖循環式種苗生産におけるトラフグの成長、生残および飼育水の浄化機能に及ぼす塩分の影響を調べた。閉鎖循環システム4基に孵化仔魚を収容して止水で飼育を開始し、11日後から40日後までは循環濾過飼育を行った。飼育水には海水(塩分32psu)とこれを淡水で24、16、8psuに希釈した海水を用いた。飼育水の浄化機能は、三態窒素濃度と懸濁物除去の目安としての泡沫分離水量を測定した。飼育終了時のトラフグの平均全長と生残率は32psuでは25.2mm、14.8%であったが、24psuでは27.6mm、20.3%、16psuでは27.3mm、24.9%であり、成長と生残共に塩分が低いと優れた。8psuでは疾病が発生したため、飼育を中止した。循環濾過開始後、全ての塩分でアンモニア態窒素は低濃度に保たれ、硝酸態窒素は徐々に蓄積し、硝化作用が確認された。泡沫分離水量は8psuでは他と比較して少なかった。閉鎖循環システムでトラフグ種苗生産に適した塩分は、飼育水の浄化機能も考慮すると、16psuと考えられた。
索引語飼育水;塩分;トラフグ;成長;浄化機能;生残;閉鎖循環式種苗生産;影響;飼育;海水
引用文献数26
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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