四万十川におけるアユの長期的な漁獲変動と近年の特徴

四万十川におけるアユの長期的な漁獲変動と近年の特徴

レコードナンバー800062論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名東 健作
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ58巻・ 3号, p.401-410(2010-09)ISSN03714217
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抄録四万十川流域における、「上流」、「中流」、「下流」の3市場での約30年間にわたるアユの入荷量(1977-2009年)を解析することによって、当河川におけるアユ入荷量の動向と近年の特徴を明らかにした。アユの入荷量変動は流域全体で概ね同調しており、特に2003年以降の不漁が顕著であった。その一方、「中流」で年毎の変動が大きく「下流」で入荷量の減少度合が大きいといった市場間の違いもみられ、遡上量と産卵親魚の双方が減少したことによって資源が縮小している現状が示唆された。当資料の解析から、10月の漁獲と同月の少雨が翌年の入荷量に対して負の相関を示すことが分かった。それゆえ、アユ資源の持続的利用のためには、降雨条件を考慮に入れながら産卵初期の親魚を保護することが重要であることを指摘した。
索引語アユ;入荷量;特徴;中流;下流;解析;3市場;概ね同調;変動;負の相関
引用文献数43
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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