外来種フロリダマミズヨコエビと在来種オオエゾヨコエビが混棲する長野県安曇野市蓼川における両種の個体群動態

外来種フロリダマミズヨコエビと在来種オオエゾヨコエビが混棲する長野県安曇野市蓼川における両種の個体群動態

レコードナンバー800092論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016414NACSIS書誌IDAN0024866X
著者名田中 吉輝
長久保 麻子
東城 幸治
書誌名陸水學雜誌
別誌名Japanese journal of limnology
発行元日本陸水學會
巻号,ページ71巻・ 2号, p.129-146(2010-08)ISSN00215104
全文表示PDFファイル (1859KB) 
抄録北米・フロリダ地方原産のフロリダマミズヨコエビは、1989年に日本(千葉-茨城県境の古利根沼:利根川の河跡湖)で初見された外来ヨコエビである。様々な環境への適応性や繁殖力が強く、現在まで、急激に分布を拡大し、日本広域に棲息している。在来の淡水ヨコエビ類が棲息しないような新しいハビタットにも侵入・定着し、また在来ヨコエビ類の棲息ハビタットへも侵入している。本研究では、在来種のオオエゾヨコエビが棲息するハビタットに外来種フロリダマミズヨコエビが侵入・定着した、長野県安曇野市の蓼川を調査地として、年間を通したそれぞれの個体群動態を調査した。同所的に棲息してはいるものの、棲み場所として利用する沈水植物種レベルでの違いが認められるなど、マイクロハビタット・レベルでのニッチ分割が認められた。また、両種が同所的に棲息することで、それぞれの繁殖時季に若干の相互作用が生じている可能性も示唆された。種間における強い排他性のある競争関係は認められなかったが、これは互いの体サイズに大きな相違があることや、蓼川においては、充分な棲み場環境や餌条件が揃っているためであると考えられる。
索引語棲息;侵入;在来種オオエゾヨコエビ;混棲;長野県安曇野市蓼川;両種;個体群動態;ハビタット;定着;蓼川
引用文献数24
登録日2011年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat