トマトの固形培地耕におけるダブルトラフ構造ベッドを用いた定量施与管理法によるカリウム施用量の検討

トマトの固形培地耕におけるダブルトラフ構造ベッドを用いた定量施与管理法によるカリウム施用量の検討

レコードナンバー800173論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名Phandara P.
切岩 祥和
遠藤 昌伸
糠谷 明
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ9巻・ 4号, p.449-453(2010-10)ISSN13472658
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抄録固形培地耕におけるトマトの定量施与管理法によるカリウムの施用量を検討するため、ロックウール粒状綿を詰めたダブルトラフ構造ベッド上に2本のチューブを配した栽培システムにて、トマトを6段摘心栽培した。濃度管理区では、園試処方1/2単位培養液で掛け流し栽培を行った。定量施与管理区では、一方のチューブでは所定の濃度の培養液を毎日一定量施用し、もう一方のチューブでは水のみを与えた。定量施与管理区では3水準(15、30および50me/株/週)のカリウム施用区を設け、定量施与管理・15、定量施与管理・30、定量施与管理・50区と略記した。その結果、収量は第1〜3果房では処理による差はみられなかった。第4〜6果房の収量は、濃度管理区に比べて定量施与管理・15区では有意に減少したが、定量施与管理・30区、定量施与管理・50区では有意差がなかった。しかし、定量施与管理・30区ではすじ腐れ果が第2果房から発生し、第6果房の発生率は16%にも達した。栽培期間中の積算カリウム施用量は、濃度管理区の653me/株に対して、定量施与管理・15、定量施与管理・30、定量施与管理・50区ではそれぞれ濃度管理区の28、56、98%であった。以上の結果より、固形培地耕での6段摘心栽培においては、カリウムの施用量の著しい削減は果実の生理障害を引き起こすため、濃度管理区と同等の施用量を必要とし、第2果房の果実発達期である比較的早い時期に30me/株/週〜50me/株/週に施用量をあげる管理が必要と結論された。
索引語定量施与管理;施用量;固形培地耕;濃度管理区;定量施与管理法;トマト;6段摘心栽培;一方;株/週;管理
引用文献数14
登録日2011年07月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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