山口県で早播栽培した秋播性程度がIII-Vのコムギ品種の収量性に対する幼穂形成期間における窒素追肥処理の効果

山口県で早播栽培した秋播性程度がIII-Vのコムギ品種の収量性に対する幼穂形成期間における窒素追肥処理の効果

レコードナンバー800194論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名高橋 肇
張 立
松澤 智彦
藤本 香奈
山口 真司
Hossain Md.A.
荒木 英樹
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ79巻・ 4号, p.468-475(2010-10)ISSN00111848
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抄録山口県では、コムギはふつう11月に播種するが、10月に早播きすると穂数と一穂小穂数が減少して収量が少なくなる場合が多いことが知られている。本試験は、幼穂形成期間における窒素追肥処理が、早播栽培により減少した収量をいかに増加することができるかを調査した。品種は、早播栽培において比較的多収を示す秋播性程度がIVのイワイノダイチと秋播性程度がIIIのアイラコムギ、さらに秋播性程度がVのあきたっこを供試した。これら品種は、2003/2004年、2004/2005年、2007/2008年の3シーズンに早播栽培した上で品種それぞれの二重隆起期あるいは頂端小穂期、止葉期に窒素追肥処理を行った。その結果、イワイノダイチとアイラコムギでは、早播栽培は収穫指数を低下し、穂数あるいは一穂粒数を減少することで収量を減少したが、幼穂形成期間に追肥することで、収穫指数あるいは穂数を増加して収量を増加した。あきたっこでは、早播栽培は収量が減少することはなかった。さらに、幼穂形成期間に追肥しても収量を増加しなかった。イワイノダイチとアイラコムギは、早播栽培が幼穂形成期を2カ月早めて12月から1月とし、一穂粒重が軽く、一穂粒数の少ない穂を多く発生した。これらの穂は、追肥することでイワイノダイチでは減少したが、アイラコムギでは増加した。あきたっこは、早播栽培が幼穂形成期を10日しか早めずに3月とし、粒数の少ない穂は少なかった。
索引語早播栽培;幼穂形成期間;イワイノダイチ;アイラコムギ;減少;収量;穂数;あきたっこ;増加;秋播性程度
引用文献数18
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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