遅羽性(K)遺伝子が名古屋種雌の羽性形質および生産形質に及ぼす影響

レコードナンバー
800277
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005654
NACSIS書誌ID
AN00186755
本文言語
ja
著者名
中村 明弘 ; 石川 明 ; 神作 宜男 ; 長尾 健ニ ; 石代 正義 ; 近藤 一 ; 野田 賢治
誌名
日本家禽学会誌
別誌名
Japanese poultry science ; The journal of poultry science ; 日本家禽会誌 ; 家禽会誌 ; Jpn. poult. sci. ; Japanese journal of poultry science
発行元
日本万国家禽学会
巻号ページ
47巻・2号,p.85-91(2010-10)
ISSN
00290254
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抄録
本研究ではPCR法によって羽性遺伝子型を決定した遅羽性(K/w)と速羽性(k(+)/w)の名古屋種雌を用いて、遅羽性(K)遺伝子が羽性形質および生産形質に及ぼす影響を明らかにした。試験1ではK/wとk(+)/wの間で育成期の第2副翼羽の長さ、尾羽の長さおよび体重を比較した。その結果、2〜4週齢時の第2副翼羽および2〜10週齢時の尾羽の長さにおいて、K/wはk(+)/wに比べて有意に短かった。一方、2〜20週齢時の体重はK/wがk(+)/wに比べて有意に軽かった。試験2では血縁関係が明らかな産卵期のK/wとk(+)/wを用いて、体重、初産日齢、卵重、卵殻強度、卵殻色および産卵率を測定した。重回帰分析によって羽性遺伝子型と各生産形質との関連性を検討した結果、羽性遺伝子型間の有意差が250日齢の体重と210日齢の卵重で認められた。以上のことから、名古屋種雌においてK遺伝子は体重と卵重に影響することが示唆される。そのため、名古屋種の遅羽性系統を造成する際には体重と卵重の減少に留意して改良を実施する必要がある。
引用文献数
29
登録日
2011年5月27日
収録データベース
JASI ; AGROLib