IVF、ICSIに由来するマウス初期胚および産仔のSCE発生頻度

IVF、ICSIに由来するマウス初期胚および産仔のSCE発生頻度

レコードナンバー800287論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名下井 岳
亀山 祐一
工藤 謙一
橋詰 良一
伊藤 雅夫
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ27巻・ 3号, p.114-121(2010-10)ISSN13417738
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抄録IVFやICSIに伴って生じる染色体傷害の検出を目的として、DNA損傷の指標である姉妹染色分体交換(SCE)の検出を試み、胚操作が初期胚や産仔の染色体に及ぼす細胞遺伝学的な影響について検証した。IVF、ICSIおよび対照区(体内受精区)において、それぞれ初期胚と産仔の骨髄細胞のSCE分析を行った。染色体へのBrdUのラベリングは、胚をBrdU添加培地内で2細胞周期培養するか、産仔にBrdU溶液を腹腔内へ反復投与して行い、染色は胚および産仔の骨髄細胞から染色体標本を作製した後FPG法を用いて行った。IVFおよびICSI区において、胚盤胞への発育率、着床率および産仔率は対照区よりも低値を示した。初期胚のSCE発生頻度は、対照区よりIVF、ICSI区で有意に高い値を示した。しかし、産仔のSCE発生頻度はすべての実験区間で有意な差は認められなかった。これらの結果から、胚操作によって重度のDNA損傷を誘発した胚は、発生の比較的初期の段階で淘汰され、出産には至らない可能性が示唆された。
索引語産仔;IVF;ICSI;胚;SCE発生頻度;骨髄細胞;初期胚;マウス初期胚;染色体;検出
引用文献数36
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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