精子・卵子膜融合とIZUMO1

精子・卵子膜融合とIZUMO1

レコードナンバー800296論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名井上 直和
岡部 勝
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ27巻・ 4号, p.183-190(2010-10)ISSN13417738
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抄録交尾後、子宮内に進入した精子のごく一部が輸卵管に移行する。その後、精子は輸卵管膨大部に存在する卵子に向かい、卵丘細胞層、透明帯を通過して受精に至る。この過程では、非常に多くの精子の中からたった1匹だけが受精にあずかることができる。精子が選別される過程は、極めて精巧な制御システムが存在していることが考えられる。実際に、6種類の遺伝子欠損マウスでは、精子の卵管への移行に異常があり、不妊になることが知られている。受精の最終ステップは精子と卵子の融合である。これまでに抗体などを使用した生化学的な解析によってfertilinが融合に関わる因子であると報告された。ところがfertilinのノックアウトマウスを作製しても、精子−卵子の膜融合に異常が見られず、fertilinを介する融合の分子メカニズムは崩壊した。我々も同様に受精阻害抗体とノックアウトマウスを用いた解析からIZUMO1を同定することに成功した。本稿では、IZUMO1を中心に精子側の膜融合機構について紹介したい。
索引語精子;融合;受精;卵子;移行;存在;過程;解析;ノックアウトマウス;fertilin
引用文献数57
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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