Mycoplasma bovisの薬剤感受性とマクロライド耐性株の23SリボゾームRNAドメインV領域の解析

Mycoplasma bovisの薬剤感受性とマクロライド耐性株の23SリボゾームRNAドメインV領域の解析

レコードナンバー810546論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名小池 新平
宇佐美 佳秀
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ64巻・ 1号, p.45-49(2011-01)ISSN04466454
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抄録牛呼吸器病由来Mycoplasma bovis(M. b)52株の薬剤感受性とマクロライド(ML)耐性機構にかかわる23SリボゾームRNA(rRNA)のドメインV領域を調べた。タイロシン(TS)耐性は、3株(5.8%)に認め、うち2株(3.8%)はリンコマイシン(LCM)耐性を示した。チルミコシンの最小発育阻止濃度(MIC)は≦0.1~>100μg/mlで、24株(46.2%)が高いMIC(>100μg/ml)を示した。エンロフロキサシンは2株(3.8%)、カナマイシンは1株(1.9%)に耐性を認めた。オキシテトラサイクリン、チアンフェニコール、フロルフェニコールおよびチアムリンに耐性は認めなかった。TS-LCM耐性の2株のうちの1株で、23S rRNAのドメインV領域の2058位にアデニン(A)→グアニン(G)置換が確認された。いっぽう、残りのML耐性または低感受性株には当該領域の変異は認めなかった。したがって、M. bは23S rRNAのドメインV領域の変異に加えさらに他の耐性機構によりML耐性を獲得している可能性が示唆された。
索引語Mycoplasma bovis;薬剤感受性;マクロライド耐性株;解析
引用文献数19
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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