和歌山県田辺湾内ノ浦におけるコアマモの現存量と形態的変化に対する環境要因の影響

和歌山県田辺湾内ノ浦におけるコアマモの現存量と形態的変化に対する環境要因の影響

レコードナンバー810741論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名上出 貴士
吉田 吾郎
山内 信
高橋 芳明
井関 和夫
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ59巻・ 1号, p.29-40(2011-03)ISSN03714217
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抄録和歌山県田辺湾内ノ浦で、コアマモの形態的変化と環境要因の関係を明らかにするために、コアマモが最も生長する繁茂期前期(7月)と葉条部の流出が始まる繁茂期末期(9月)に平均流速、底質環境、コアマモ群落の調査を行った。その結果、地上部の群落構造が最も発達する7月が環境要因をよく反映した形態的特徴を示す時期と考えられた。すなわち、繁茂期前期では、平均栄養株長が長い群落は相対的に栄養株密度が低く、地下部現存量の割合が低い傾向がみられた。こうした群落が位置する場所は、流速は小さく、含泥率やAVS、有機物含量が多い環境であり、いわば「内湾的特徴」を示す群落といえる。これに対して、平均流速が大きく含泥率や有機物含量が低い外域では、これとは逆の形態的特徴を示した。また、河口域では外域と内域の中間的特徴を示した。この理由として河川水に伴うシルトの流入やそれによる光の減衰などの影響が示唆された。
索引語コアマモ;和歌山県田辺湾内ノ浦;現存量;形態的変化;環境要因;影響
引用文献数47
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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