インスリン誘導性内臓脂肪蓄積肥満モデル動物の作成
インスリン誘導性内臓脂肪蓄積肥満モデル動物の作成
レコードナンバー | 810924 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014795 | NACSIS書誌ID | AN00311992 |
著者名 | 伊藤 俊輔 神福 壽子 多田 恵理子 横山 芽衣子 小林 ゆき子 桑波田 雅士 木戸 康博 | ||
書誌名 | 日本栄養・食糧学会誌 | ||
別誌名 | 日本栄養・食糧学会誌 | ||
発行元 | 日本栄養・食糧学会 | ||
巻号,ページ | 64巻・ 2号, p.91-98(2011-04) | ISSN | 02873516 |
全文表示 | PDFファイル (5855KB) | ||
抄録 | インスリンは脂肪蓄積作用を有することが知られている。インスリンをラットに投与した研究は数多く行われてきたが、インスリン投与による内臓脂肪型肥満誘発の報告はない。本研究の目的は、長期インスリン投与による新たな内臓脂肪型肥満モデル動物を作成することである。雌性ラット(6週齢)に8(8I群)、16(16I群)、32(32I群)IU/kg BW/日のインスリンを12週間皮下投与した。対照群には生理食塩水を投与した(0I群)。実験終了時の32I群の生存率(29%)は0I群、8I群および16I群に比べ有意に低下した。体重および摂食量はインスリン投与量に依存して増加した。8I群の体タンパク質比率は0I群および16I群に比べ有意に増加した。16I群の総内臓脂肪重量と体脂肪比率は0I群および8I群に比べ有意に増加した。以上の結果から、16IU/kg BW/日のインスリンを12週間皮下投与することで内臓脂肪型肥満モデル動物が作成できると結論づけた。 | ||
索引語 | インスリン誘導性内臓脂肪蓄積肥満モデル動物;作成 | ||
引用文献数 | 23 | 登録日 | 2012年12月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |