土壌締固め法あるいはボールミル法により調整された土壌中のジャガイモシストセンチュウの直接定量のための検量線の比較
土壌締固め法あるいはボールミル法により調整された土壌中のジャガイモシストセンチュウの直接定量のための検量線の比較
レコードナンバー | 810987 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20037135 | NACSIS書誌ID | AA12415279 |
著者名 | 後藤 圭太 佐藤 恵利華 李 方剛 豊田 剛己 杉戸 智子 | ||
書誌名 | Nematological research | ||
別誌名 | 日本線虫学会誌 | ||
発行元 | 日本線虫学会 | ||
巻号,ページ | 40巻・ 2号, p.41-45(2010-12) | ISSN | |
全文表示 | PDFファイル (484KB) | ||
抄録 | 土壌締固めとリアルタイムPCRからなる定量方法を、土壌中のジャガイモシストセンチュウ(PCN)の定量に適用した。また、線虫細胞の破壊と均一な土壌サンプルの入手の効率について、2つの前処理法(ボールミルと土壌締固め)を比較した。3種類の黒ボク土を用いてこれらの実験を行った。いずれの土壌、いずれの前処理方法でも、土壌20g当たり5頭のPCNの2期幼虫(J2)を検出でき、Ct値とJ2の添加数との間には、γ2>0.8697の有意な相関が認められた。Ct値と土壌中のJ2密度との関係を示す検量線は、2つの土壌では2つの前処理間でほぼ同じであったが、1つの土壌ではCt値がボールミル法で絶えず1、2回低い値を示したことから、DNA抽出効率はボールミル法の方が良好であると推察された。ボールミル法で得られた検量線は3土壌でほぼ同一であったが、締固め法では異なっていたことから、ボールミル法の方が線虫の直接定量には相応しいと考えられた。 | ||
索引語 | 臨め法;ジャガイモシストセンチュウ;土壌;ボールミル法;調整;直接定量;検量線;比較 | ||
引用文献数 | 12 | 登録日 | 2012年12月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |