ハムスター凍結乾燥精子の顕微授精による産仔作出

ハムスター凍結乾燥精子の顕微授精による産仔作出

レコードナンバー811089論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名宗藤 朋美
堀内 俊孝
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ28巻・ 1号, p.32-39(2011-04)ISSN13417738
全文表示PDFファイル (5193KB) 
抄録ハムスター凍結乾燥精子は顕微授精によって前核を形成するが,この前核期卵子の発生能は不明である。これまでに,凍結乾燥精子の顕微授精から産仔作出に成功した動物はマウス,ウサギ,ラットのみである。我々は,今回,ハムスター凍結乾燥精子の顕微授精によってはじめて産仔作出に成功した。凍結乾燥・再水和後の精子DNAの正常性は,凍結乾燥精子の顕微授精による胚発生に重要である。本研究では,TUNEL法によって,M2培地または50mM EGTA添加Tris-HCl溶液(EGTA溶液)を用いて凍結乾燥したハムスター精子のDNA断片化と,精子染色体の正常性を調べた。EGTA溶液で凍結乾燥したハムスター精子のDNA断片化の割合はM2培地よりも有意に低かった(P<0.05,4.3% vs. 41.4%)。正常な精子染色体の割合も,EGTA溶液区がM2培地区よりも有意に高く(P<0.05,81.1% vs. 41.0%),顕微授精後の桑実胚・胚盤胞への発生率も,EGTA溶液区が有意に高かった(P<0.05,62.2% vs. 12.5%),23個の桑実胚と胚盤胞を移植した結果,3匹の産仔が誕生した。
索引語ハムスター凍結乾燥精子;顕微鏡授精;産仔作出;ハムスタ;ー;凍結;乾燥;精子;顕微鏡;授精
引用文献数28
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat