アメリカにおける「家族の森林」の現状と林地所有の目的に関する一考察

アメリカにおける「家族の森林」の現状と林地所有の目的に関する一考察

レコードナンバー811357論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007949NACSIS書誌IDAN00024902
著者名大田 伊久雄
書誌名愛媛大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Ehime University Forest
発行元愛媛大学農学部附属演習林
巻号,ページ48-50号, p.15-34(2011-03)ISSN04246845
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抄録アメリカ合衆国は世界第1位の産業用丸太生産国である。我が国にとっては1960年代以降近年まで最大の木材輸入相手国であり、アメリカ林業は今も我が国に大きな彩響を与える存在である。アメリカでは、従来「非産業私有林」という所有カテゴリーが最も大きな林地所有分類であったが、近年では情報開示の問題からこの分類が適用されなくなり、これに代わって「家族の森林」という呼称が個人所有林の呼び名として定着しつつある。そこで本研究は、聞き取り調査によってアメリカにおける家族の森林の現状を把握することを目的とする。調査対象としたのは、異なる3つの地域(太平洋岸のオレゴン州、南部のアラバマ州、北部のウィスコンシン州)における15家族である。分析の結果、家族の森林の所有者には共通するいくつかの所有目的があることが判明した。すなわち、1)自分の土地を所有することへの憧れ、 2)家族で楽しい時間を過ごせる場所の確保、3)木材生産による収入の可能性、4)自然や野生生物への敬意とその保護への貢献、である。
索引語アメリカ;家族;森林;現状;林地所有;目的
引用文献数8
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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