桧山地方における海岸生イタヤカエデ林の林分構造と更新

桧山地方における海岸生イタヤカエデ林の林分構造と更新

レコードナンバー811434論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006294NACSIS書誌IDAA11595357
著者名武田 展也
夏目 俊二
宮本 敏澄
玉井 裕
矢島 崇
書誌名北海道大学演習林研究報告 = Research bulletin of the Hokkaido University Forests
発行元北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション
巻号,ページ67巻・ 1号, p.25-33(2010-10)ISSN13470981
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抄録北海道桧山地方上ノ国町に成立する海岸生イタヤカエデ林の分布と林分構造及び更新動態を検討した。イタヤカエデは海岸段丘、海食崖に小面積の純林状林分を形成し、研究対象地における海岸林面積の48.8%を占めていた。調査した3林分の上層高は、8.3~10.8mで、胸高断面積合計は23.42~30.31m2/haであった。全ての林分でイタヤカエデが胸高断面積率99%以上を占め、中~下層の発達しない一斉林型を呈した。全上木に占める萌芽由来幹の割合は64.5~84.6%と高かった。林床には大型草本やササ類が密生し稚樹は少なかった。樹齢階別頻度分布における単幹の分布は一山型に近く、萌芽由来幹のピークとほぼ一致したが、萌芽由来幹は単幹に比べ広い樹齢階に分布していた。更新は不連続で、機会的に生じた実生更新とほぼ同時に生じかつ持続的な萌芽更新によって林分が維持されてきたと考えられた。
索引語桧山地方;海岸生イタヤカエデ林;林分構造;更新
引用文献数27
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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