ヤシ繊維基盤ロールを基材としたハナカンナ植栽による水質浄化

ヤシ繊維基盤ロールを基材としたハナカンナ植栽による水質浄化

レコードナンバー811569論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036186NACSIS書誌IDAA12385338
著者名工藤 匡平
梶田 真祥
浜田 俊雄
小池 晶琴
岡本 智伸
椛田 聖孝
書誌名東海大学紀要. 農学部
別誌名Proceedings of School of Agriculture Tokai University
東海大学農学部紀要
発行元東海大学農学部
巻号,ページ30巻・ p.1-6(2011-03)ISSN18831516
全文表示PDFファイル (4051KB) 
抄録わが国では河川や海域に比べて湖沼の水質改善の達成率が低く、その改善が望まれている。本研究では、ハナカンナを用いてヤシ繊維基盤ロールを植栽基材とした池での水質浄化実験を行い、その水質浄化能と生物多様性に及ぼす影響について検討した。まず、熊本市動植物園内の池に対照区と植栽区を設置し、各区間の水質変化と生物多様性への影響を検討した。調査項目は水温、酸性度(pH)、溶存酸素(DO)、導電率(EC)、透視度、懸濁物質(SS)、無機態窒素、オルトリン酸態リン(PO4-P)、化学的酸素要求量(COD)および生物化学的酸素要求量(BOD)とした。次に、環境要因を受けない室内での水槽実験を行い、ハナカンナの栄養塩類の吸収特性について検討した。調査項目は、pH、DO、EC、無機態窒素およびPO4-Pとした。池の実験では、ヤシ繊維基盤ロールを植栽基材に使うことで、根が固着できない水底条件でもハナカンナの植栽が可能であった。また、植栽区において、透視度、CODおよびBODが改善された。水槽実験では、植栽水槽において、対照水槽よりも栄養塩類の有意な減少(p<0.05)がみられ、ハナカンナが水質浄化資源になり得ることが示唆された。
索引語改善;EC;無機態窒素;COD;BOD;ハナカンナ;池;検討;植栽基材;行い
引用文献数11
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat