Bacillus thuringiensis Cyt2Aa トキシンとホスファチジルコリンリポソームの相互作用

Bacillus thuringiensis Cyt2Aa トキシンとホスファチジルコリンリポソームの相互作用

レコードナンバー811613論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014669NACSIS書誌IDAN00183393
著者名小山 尚生
萩野谷 功輔
田中 未希
Promodonkoy B.
Angsuthanasombat C.
三ツ井 敏明
谷口 正之
高屋 朋彰
伊藤 紀美子
堀 秀隆
書誌名新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University
発行元新潟大学農学部
巻号,ページ63巻・ 2号, p.69-76(2011-03)ISSN03858634
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抄録Bacillus thuringiensisが生産するCyt2Aaは、双翅目昆虫を殺虫する細胞毒性殺虫タンパク質で、その殺虫メカニズムを詳細に解明することは持続可能な農業を実現するために重要である。活性型Cyt2Aaを得るために、プロテネースKにより部分分解を行ったところ、反応時間が120分を超えると過度な分解が進行し、活性化断片と考えられる23kDaの断片が消失した。60分間の反応で得られた23kDaの消化断片はアミノ酸配列解析の結果、33番目のリシンと34番目のスレオニンの間で切断されていた。一方、90分間の消化処理で得られたペプチドは、さらに38番目のセリンまで4残基が消化切断されていたが、これを最小活性断片であるとし、蛍光物質カルセインを内部に取り込んだ人工脂質膜リポソームを作製し小孔形成活性を測定した。精製したCyt2Aaを、ホスファチジルコリンリポソーム(PC-Lipo)と反応させ、その小孔形成活性を放出されるカルセインの蛍光量から評価した。反応開始30分で小孔形成活性は最大となった。3時間かけて小孔形成活性が最大値に達するCry1Aとの反応に比べて、Cyt2AaがPC-Lipoに対して早い破壊活性を持つことが示唆され、Cyt2AとCry1Aは異なる反応様式でPC-Lipoに小孔を形成し、Cyt2Aは脂質膜とより早く反応すると考えられた。
索引語反応;小孔形成活性;23kDa;PC;Cyt2Aa;殺虫;反応時間;分解;断片;33番目
引用文献数35
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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