新潟県沿岸域におけるヤナギムシガレイの年齢と成長及び産卵について
新潟県沿岸域におけるヤナギムシガレイの年齢と成長及び産卵について
レコードナンバー | 811625 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20006456 | NACSIS書誌ID | AA11650750 |
著者名 | 小澤 美穂 大西 健美 | ||
書誌名 | 新潟県水産海洋研究所研究報告 = Bulletin of Niigata Prefectural Fisheries and Marine Research Institute | ||
発行元 | 新潟県水産海洋研究所 | ||
巻号,ページ | 2号, p.37-44(2009-03) | ISSN | 13465031 |
全文表示 | PDFファイル (4234KB) | ||
抄録 | (1) 2003年9月~2006年3月に新潟県沿岸域で捕獲された3,580個体を用いて年齢と成長の関係及び産卵にかかわる知見を得ることを目的とした。(2) 透明帯及び不透明帯はそれぞれ1年に1回形成され,輪紋は5月以降に形成されると推察された。(3) 雌雄別にvon Bertalanffyの成長式を求めた。その結果雌雄の成長差は3歳魚から顕著になり,雌は雄より最大体長が大きく,寿命も長いことが示唆された。また,本調査で得られた成長式から計算した満年齢時の体長は,全ての年齢で京都府の結果を上回り,福島県の結果を下回っていた。(4) 雌は130mm以上で約7割,雄は120mm以上で約8割が成熟していた。雌雄とも満2歳以上で再生産に寄与するものと考えられた。(5) 生殖腺指数(GSI)の推移から,産卵盛期は1月下旬から2月と推察された。 | ||
索引語 | 雄;雌雄;雌;推察;結果;用いて年齢;形成;Bertalanffy;体長;全て | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2012年12月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |