放線菌Streptomyces sp. 590由来L-メチオニン脱炭酸酵素の精製および性質検討
放線菌Streptomyces sp. 590由来L-メチオニン脱炭酸酵素の精製および性質検討
レコードナンバー | 811883 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015342 | NACSIS書誌ID | AN00033029 |
著者名 | 前村 知美 内富 久美子 日下 知香 稲垣 純子 田村 隆 左右田 健次 稲垣 賢二 | ||
書誌名 | 岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University | ||
別誌名 | Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University 岡山大学農学部学術報告 | ||
発行元 | 岡山大學農學部 | ||
巻号,ページ | 100号, p.3-7(2011-02) | ISSN | 04740254 |
全文表示 | PDFファイル (2779KB) | ||
抄録 | L-メチオニン脱炭酸酵素は,L-メチオニンの脱炭酸反応を触媒するPLP依存酵素である。放線菌Streptomyces sp. 590株由来のL-メチオニン脱炭酸酵素を精製し,性質検討およびN末端アミノ酸配列の解析を行った。ゲルろ過カラムクロマトグラフィーとSDS-PAGEの結果から分子量60000の同一サブユニットからなるダイマー構造を有していることが確認された。本酵素の反応最適温度は45℃,最適pHは7.0で,pH5.7からpH9.0の間で安定であった。また,ヒト子宮頸ガン細胞やヒト肺扁平上皮ガン細胞に対して抗腫瘍活性があることが判明した。二次元電気泳動を用いて精製酵素を分離し,N末端アミノ酸解析を行うことにより10残基のアミノ酸配列を明らかにすることができた。 | ||
索引語 | メチオニン脱炭酸酵素;SDS-PAGE;同一サブユニット;最適pH;ヒト子宮頸ガン細胞;用いて精製酵素;アミノ酸配列;メチオニン;精製;解析 | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2012年12月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |