体細胞クローン技術の高度化および遺伝子組換えブタの維持・保存に関する研究開発
体細胞クローン技術の高度化および遺伝子組換えブタの維持・保存に関する研究開発
レコードナンバー | 811920 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20002644 | NACSIS書誌ID | AA11573718 |
著者名 | 藤木 美佐子 吉田 繁樹 相馬 由和 大石 仁 | ||
書誌名 | 茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center | ||
別誌名 | 茨城畜セ研報 Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn | ||
発行元 | 茨城県畜産センター | ||
巻号,ページ | 43号, p.35-37(2010-11) | ISSN | 13466488 |
全文表示 | PDFファイル (1391KB) | ||
抄録 | 近年,ブタは医学分野への利用が進められ,体細胞クローン技術を利用し,医療用モデルブタとしての遺伝子組換えブタの作出が可能となった。しかし,ブタは極めて近交退化が生じやすく,ホモ化のためにはF2世代にわたる交配が必要で,遺伝子組換えブタの維持・保存が課題となっている。2009年度は,2007年度に導入した遺伝子組換えhDAF(ヒト補体制御因子高発現)ブおよびEndo Gal C(α Gal抗原を特異的に切断する能力を有する)ブタのF2世代ブタを生産した。またF2世代ブタについては遺伝子検査の結果よりF1の2倍の遺伝子発現量の個体をホモ,1倍の個体をヘテロと推察し,これらのF2世代ブタについて育成後,ワイルドタイプ(当該遺伝子を組込まれていないブタ)と交配して産子の遺伝子発現状況を調査することによりF2世代ブタの遺伝子検査結果を確認した。さらにホモ化および繁殖能力の確認されたF2世代ブタについて維持している。 | ||
索引語 | F2世代ブタ;ブタ;利用;遺伝子組換えブタ;交配;維持;個体;確認;ホモ化;近交退化 | ||
引用文献数 | 4 | 登録日 | 2012年12月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |