活性化二酸化塩素の揮発特性

活性化二酸化塩素の揮発特性

レコードナンバー811982論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003601NACSIS書誌IDAA1158833X
著者名野澤 瑞佳
代田 丈志
書誌名大日本蚕糸会研究報告
別誌名Journal of Dainippon Silk Foundation
大日本蚕糸会研究報告
発行元大日本蚕糸会
巻号,ページ58号, p.23-27(2010-12)ISSN
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抄録亜塩素酸ナトリウムにクエン酸を反応させると,二酸化塩素を含む活性化二酸化塩素水を調製することができる。この活性化二酸化塩素水に含まれる二酸化塩素の揮発特性を調べたところ,活性化による二酸化塩素の生成直後から5分経過後に,二酸化塩素濃度は,生成直後の1/4~1/9 濃度まで抵下した。10分経過後は,生成直後の1/9~1/14濃度まで低下した。このように,活性化二酸化塩素水に含まれる二酸化塩素は揮発性が高く,生成直後から濃度は急減するが,希釈に用いる水の温度を下げることにより,二酸化塩素の揮発を抑制できる可能性も示唆された。活性化二酸化塩素水を蚕室の一室に散布(1L/m2)したところ,散布直後は,許容濃度を超える二酸化塩素(5~10ppm前後)と塩素(0.7~1.5ppm)のガスが発生し,20分後にTLV-STELの許容濃度以下まで低下した。また,活性化二酸化塩素水を200L調製し二酸化塩素濃度を測定すると,174ppmであり,蚕室内の残液濃度は20ppmまで低下した。つまり,薬液調製中に二酸化塩素が揮発するだけでなく,散布終了後も二酸化塩素は揮発するため,活性化法により二酸化塩素を生成する方法は,養蚕分野に適していないと考えられる。
索引語塩素;二酸化塩素;活性化二酸化塩素水;揮発;濃度;水;生成;低下;活性化;調製
引用文献数9
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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