植物におけるサリチル酸生合成経路

植物におけるサリチル酸生合成経路

レコードナンバー811994論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
著者名加藤 新平
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ47巻・ 1-2号, p.1-4(2011-03)ISSN05830621
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抄録サリチル酸(salicylic acid:SA)は植物の病害抵抗性に不可欠のシグナル物質である。SAの生合成は病原体ストレスをはじめとした様々な環境ストレスにより誘導される。細菌において,SAはイソコリスミン酸合成酵素とイソコリスミン酸ピルビン酸リアーゼの反応により,コリスミン酸からイソコリスミン酸を介して合成される。植物におけるSA生合成経路はまだ完全には明らかになっていないが,二つの合成経路が提唱されている。一つ目はイソコリスミン酸経路であり,細菌と同様にSAはコリスミン酸からイソコリスミン酸を介して合成される。二つ目はコリスミン酸由来のフェニルアラニンよりフェニルアラニンアンモニアリアーゼの働きにより開始されるフェニルプロパノイド経路である。フェニルプロパノイド経路においては,SAは安息香酸より安息香酸2-水酸化酵素の反応により合成されると考えられている。本総説では,SA生合成経路とその制御機構について現在までに得られた知見を総括する。
索引語SA;合成;コリスミン酸;イソコリスミン酸;植物;細菌;反応;SA生合成経路;フェニルプロパノイド経路;イソコリスミン酸ピルビン酸リアーゼ
引用文献数18
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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