浄水土に含まれる凝集剤由来アルミニウムが土壌,作物体に及ぼす影響

浄水土に含まれる凝集剤由来アルミニウムが土壌,作物体に及ぼす影響

レコードナンバー812109論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024667NACSIS書誌IDAA12169886
著者名黒田 康文
書誌名徳島県立農林水産総合技術支援センター農業研究所研究報告 = Bulletin of Tokushima Agriculture, Forestry, and Fisheries Technology Support Center Agricultural Research Institute
別誌名Bull. Tokushima. Pref. Agri. Res. Ins.
徳島農研報
発行元徳島県立農林水産総合技術支援センター農業研究所
巻号,ページ6号, p.9-16(2011-03)ISSN18809960
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抄録浄水土に含まれる凝集剤に由来するアルミニウムの化学的特性を明らかにするとともに,灰色低地水田土への浄水土の客土処理による土壌,水稲及びホウレンソウに及ぼすアルミニウムの影響を調査し,浄水土の客土利用技術の実用性について検討した。浄水土原土は全アルミニウムやpH4の弱酸性で抽出される可溶性アルミニウムを多く含有するが,作物に吸収されやすい置換性アルミニウムや水溶性アルミニウムはごくわずかであった。灰色低地水田土に浄水土を3,5,10cm客土して水稲,ホウレンソウを栽培すると,慣行栽培と同等以上の生育,収量が得られたが,客土量が多くなるほど土壌中の可給態リン酸や可給態ケイ酸含量が低下した。水稲ではアルミニウムの大部分が根部に集積し,もみへの集積量は1%程度であったが,ホウレンソウでは半分以上が葉部へ集積した。凝集剤由来のアルミニウムの直接的,間接的影響から判断して,浄水土の客土量は3cmが適当であり,育苗培土として利用した場合,水稲で270作,露地野菜で250~300作の栽培に相当すると試算された。
索引語浄水土;アルミニウム;水稲;ホウレンソウ;集積;栽培;灰色低地水田土;客土量;弱酸性;慣行栽培
引用文献数20
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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